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雨に負けない外壁塗装を職人が解説!沖縄の気候に合わせた対策とポイント

更新日:6月18日

こんにちは!名護ショウルームの大城です!

昨日、沖縄も梅雨入りしましたね。継続的に雨が降り続け、土砂崩れや川の氾濫など、心配な時期です。


沖縄の高温多湿な気候下では、建物の外壁塗装はさまざまな困難に立ち向かっています。今回は、気候が建物の外壁に与える影響を、外壁塗装の専門的な視点から分かりやすく解説したいと思います。沖縄の気候に合わせた外壁塗装の対策とポイントを知っていただけると幸いです。


沖縄の気候と外壁塗装への影響


沖縄は亜熱帯気候で、一年を通して暑い日が多いのが特徴です。特に6月から9月までの期間は最高気温が30℃を超える日が続きます。そのため、建物の外壁は高温の直射日光にさらされることになります。さらには、台風や豪雨にも見舞われることも多いのが沖縄の特徴です。


沖縄の住宅の外壁塗装は、強い日差しと大量の雨という困難に立ち向かっているようなものです。日光による色あせやひび割れ、雨水による塗膜の剥がれなど、気候条件が外壁に与える影響を知っていただき、大切な住宅を守ってくれる外壁をサポートできるように、どのような対策をすればよいのかをお伝えできればと思います。


雨による外壁へのダメージと対策


大量の雨水は外壁に浸透し、建材内部まで入り込み塗料や建材の劣化を引き起こします。台風がくるたびに外壁が受ける負荷は決して小さくありません。定期的なメンテナンスとともに、外壁塗装の際に雨対策を施すことも大切です。


外壁の通気性を確保し、適切な塗料を選ぶことで、雨による影響を軽減できます。沖縄の気候は美しい海や温暖な気候が特徴である一方、台風や豪雨にも見舞われることがあります。強い日差しと豪雨という両極端な気象条件の影響で、外壁には劣化やひび割れが生じてしまいます。


劣化やひび割れが生じると、雨水が外壁の内部に浸入し中の鉄骨に深刻な劣化を引き起こす原因にもなります。また、強い雨風は外壁の汚れを生じさせ美しい外観を損ねてしまうという問題も生じます。


ひび割れ対策・雨対策・汚れ対策に適した適切な外壁塗装を行うことで、問題を予防し、美しさと耐久性を兼ね備えた外壁を築くことができます。


【対策例】

ひび割れ 遮熱塗料を2回塗り

雨対策 超速硬化ウレタン防水吹付けシステム

汚れ トップコート2回仕上げ



塩害によるコンクリート内部の腐食を防ぐ


沖縄は海に面しているため、海水に含まれる塩分が風に乗って飛散し、建物の外壁に塩害を引き起こすことがあります。築1970年代の建物には、十分に塩抜きされていない“海砂”が使われていたこともあり、その影響は深刻です。


塩害によって外壁が劣化すると、ひび割れなどから内部の鉄骨に雨水が侵入し腐食が進みます。コンクリート内部の鉄骨が腐食すると、建物の寿命を縮める直接の原因となってしまいます。そのため、沖縄の建物では、外壁塗装に加えて塩害対策も行われることが重要です。


具体的には、建物にコーティングを施すことで、塩害から建物を守ります。また、外壁の汚れを防ぐために、低汚染性の塗料を選ぶこともおすすめです。沖縄の気候や環境に適した外壁塗装と補修を行い、建物を長持ちさせましょう。


【塩害対策例】

BR工法

コンクリート構造物等の損傷部分を補修すると同時に、本来の機能を回復させる工法です。



カビ・コケ・藻の対策をして耐久性を向上


沖縄の高温多湿な気候下では、カビ、コケ、藻の発生が外壁に悪影響を及ぼすことがあります。外壁のこれらの汚れは、美観を損なうだけでなく、外壁の劣化を引き起こす原因ともなります。高湿度下での外壁塗装の耐久性向上策としては、高い防水性と通気性を備えた外壁塗料を選ぶことが必要です。


また、防カビ剤を含む塗料を使用することも有効です。通気性のある塗料は湿気を逃がし、カビなどの発生を抑える効果があります。通気性のある塗料を使用することで、外壁内部の湿気を外部に逃がす仕組みを構築できます。


そして、塗装の密着性を高めるためには、適切な下地処理は欠かせません。外壁の表面をしっかりと整えることで、塗料の劣化や剥がれを防ぐことができます。


【対策例】

超低汚染でグレードの高い塗料を使用。アンチエイジング塗料など。


定期的なメンテナンスをおすすめします。


高温多湿な環境では、外壁にコケなどの微生物の発生が早まるため、洗浄や清掃などの定期的なメンテナンスが効果的です。専門的な洗浄剤を使用して外壁を清潔に保つことで、カビや藻の繁殖を防ぐことができます。


これらの対策によって、高湿度下でも外壁の耐久性を向上させ、美しさと耐久性を兼ね備えた住まいを築くことができます。外壁に適した塗料を選び、適切な下地処理と定期的なメンテナンスを行うことで、高湿度下でも外壁の美観と耐久性を維持することが可能です。お住まいの環境に合わせた対策を講じることで、長期間にわたり美しい外観を保つことができるでしょう。


まとめ


外壁塗装職人としての知識を、なるべく分かりやすくまとめたつもりです…….。沖縄の気候に合わせた外壁塗装の知識を持つことで、お住まいを長く美しく保つことができます。適切な対策を講じて、雨に負けない外壁を手に入れましょう。


ご自宅の外壁塗装の状態を調査できます→無料相談はこちら



【喜神サービス名護ショウルーム】

〒905-0016 沖縄県名護市大東3-21-8 パラティーノ名護301

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定休日 日曜日/第2、第4土曜日

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