こんにちは！
喜神サービス名護ショウルーム田港です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
突然ですが、みなさま！世界一古い鉄筋コンクリートの建物をご存じですか？
現存する世界最古の鉄筋コンクリート造の建物は、フランスはパリ、モンマルトルにあるサン＝ジャン教会、完成は1904年、築120年を迎えるそうです。
この教会は鉄筋の入ったコンクリートですが、無筋（鉄筋の入っていないもの）のコンクリート建造物ではローマ時代に建てられたパンテオン神殿が有名です。なんと1900年経ってなお、美しいままの姿で現存しているとのこと。
コンクリートの歴史はこんなにも古く、今でも建物が残っているとは驚きですね。こうなるとコンクリート住宅の多い沖縄では耐久性がどうなのか気になってきますが、その鍵は「どうメンテナンスしていくか」にかかっています。
建物の保守・点検から
古くから残っているコンクリートの建造物は、後世まで残すために何年かかけて大規模修繕工事がなされています。とはいえ一般の住宅ではそこまでする必要は無いのでは‥？費用もかかりますし、修繕の期間が長く生活する上で不便を強いられます。
大がかりな工事をせず、耐久性を維持していくには、日頃からのメンテナンスが大切です。保守・点検の意識を持ち、今の状態をよく見ることから始めてみませんか？まずは掃除や手入れをし、気になる部分がないかチェックしましょう。
チョーキングとクラック
沖縄のコンクリート住宅は雨水や湿気、紫外線を適切に防いでいる状態であれば、長く保ち続けることも可能です。まずは住宅の外壁をチェックし、塗料に異常はないか、ひび割れがあるかないか確かめてみましょう。
見分け方のポイントはチョーキングとクラックです。
チョーキング
もっとも簡単に調べられるのは、外壁に手を当てそのまま下へスライドさせる方法です。掌に白い粉のようなものが付いたら、外壁の塗料が劣化し始めているサインです。これは「チョーキング」と呼ばれる状態で、紫外線や雨にさらされることによる経年劣化です。
クラック
クラックとは裂け目や亀裂のことです。国土交通省では0.3mm以下のひび割れを「ヘアクラック」と呼び、0.3mmを超えるひび割れを「構造クラック」と呼んでいます。
コンクリートの受ける力によって生じ、温度変化や収縮によっても現れます。建物に対してかかる重さ（荷重）や地震が原因となることもあります。
このひび割れとクラックの違いについてですが、ひび割れはクラックの一種とされ、コンクリートの表面に近い部分に発生するものを指します。呼び方の違いはありますが、ほぼ同じものと考えられます。
気をつけたいのは、どのようにひび割れているかという「線の入りかた」です。特に注意したいのは、亀の甲羅模様のように亀甲状のひび割れが入っている場合です。
崩落のおそれがあるため、早急に専門家の診断を受けましょう。
要因をつきとめよう
チョーキングにしてもクラックにしても、気になる部分があれば、できるかぎり早めに対処することをおすすめします。
「細い線のようなヒビだから大丈夫かもしれない」「表面だけパテで埋めて水分が入らないようにすればいいのでは」そう考えてしまいがちですが、「なぜひび割れが生じたのか？」「以前はどのような塗装や補修をしたのか」など、根本となる原因をつきとめた上で工事をしなければ、同じ箇所を繰り返し補修することになりかねません。
どのような塗装を施していたか、内部の鉄筋の状態はどうかなど、見た目からは判断できず難しいものです。まずは専門的な診断のできるプロに見てもらうことを一番におすすめします。
なお、喜神サービスでは現場調査・診断・見積り・工事プランの作成まではすべて無料にて対応しています。建物の耐久性のためにどうぞご活用ください。
診断の様子はこちらの動画をどうぞ
工事の後のメンテナンスも大切に
お客様の大切な資産であるコンクリート住宅は、継続的なケアをすることで長持ちし、価値が継続します。
そのため、弊社では「アフターメンテナンス」を重視しています。長く安心な保証期間を設定し、確実に保証を行えるよう、工事の終わった後も継続的に点検を行っています。
敏速でていねいな対応をすることで、お客さまに安心と喜びを提供できるアフターメンテナンスをお約束します。事実、不具合が生じた場合にいち早くかけつけることで、大変ご好評をいただいております。
喜神サービスでは、これまでいただいた信頼と責任を持って、建物の維持保全に全力を尽くしています。そのため、専門の診断士が建物を調査・診断し、現状を確認した上でご提案させていただいております。まずは無料相談をご活用ください。
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