こんにちは!
名護ショールームの澤岻です。
喜神サービスのブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
最近は「空き家リメイク」や「昭和レトロブーム」など、今ある建物や物品を活かすことが流行っているようです。
また、サスティナビリティ(持続可能)を実現するためのSDGs(エス・ディー・ジーズ)という考え方も広がりつつあり、若い人たちの間では安易に壊したり捨てたりせず、環境に良いことに積極的に関わっていこうとする姿勢が見られます。
弊社といたしましても、建物のリフォームやメンテナンスを通じて、こういった世の中の流れに共感することが多々あります。築年数が経った建物であっても次世代に引き継ぎ使い続けていくための提案をし、施工することで持続可能な社会に貢献してまいりたいと考えています。
ところで、タイトルにもあるように、今回は中古物件の購入を検討中の方、または購入し、新しい暮らしを始める方へ向けて、防水塗装(防水工事)の重要性と購入前にチェックすべきポイントをお届けします。
雨漏りの深刻な問題点
弊社には「雨漏りをどうにかしてほしい」というご依頼が多数寄せられます。現地に伺い調査すると、築年数の経った建物では屋上の防水性能の低下による雨漏りやエアコンの劣化による結露が原因の水漏れなどが見られます。
実際の施工例
建物全体と天井裏に防水工事を施し、エアコンを交換。内装は壁紙の貼り替えでモダンに。
雨漏りは「水漏れや傷んだ箇所を直せばいい」と思われがちですが、実はその影響は建物全体や健康にも及ぶことがあります。
雨漏りの深刻な問題とは何か、ひとつずつ見ていきましょう。
①構造への損害
建物内部に水分が入り込むと、コンクリート住宅であれは鉄筋の錆による構造
の弱体化につながります。木造であれば木の腐食が進むおそれがあります。構造は建物全体の安全性に関わるため、大きな損害となります。
②健康問題
建物内に湿気が広がることで、黒カビの発生リスクが高まり、健康に害を及ぼす可能性があります。特にアレルギーや呼吸器疾患を抱える人にとっては、かなり深刻な状況と言えるでしょう。
③エネルギーコストの問題
雨漏りやエアコンの結露により、湿気対策として除湿機や扇風機を動かし続けたり、エアコン自体の効率低下により電気代がかさみます。最近は電気料金が値上がりしているため、この費用はさらに抑えたいところです。
家の価値を守る防水工事
このように築年数の経った建物や中古物件を購入する場合のチェックポイントとしては「雨漏り」があるかどうか、またこの先「雨漏りの可能性」があるかどうかを慎重に見ていくことが重要です。
古い建物だから多少の雨漏りもしかたない‥とあきらめたくなるかもしれません。ただ、決してそうとは限らず、状態の良い住宅を選ぶことや、防水工事により対策できることも事実です。
防水工事は、単に建物を修繕したり塗装する工事というよりも、水分の侵入や発生を防ぐことにより家の価値や住む人を守るための重要な工事です。
防水工事の重要性についてはこちらもご覧ください
防水工事のアドバイス
では、具体的にどういった対策をしていくとよいか見ていきましょう。
①専門家による診断
まずは、専門家による診断を受けることから始めましょう。屋根や屋上の調査、天井裏や壁の内部を点検しなければ、建物全体を守るために何をしたらよいのかの判断はつきません。実績や経験が豊富で丁寧な診断のできる専門家に依頼することをおすすめします。
②適切な処置と工法
診断の結果、防水工事の内容が提案されます。屋上や屋根、ベランダの防水といった雨漏りに対する適切な処置や、水分を防止する材料や工法の説明を受けましょう。
なお、喜神サービスでは特殊技術として「超速硬化ウレタン防水吹付工法」を採用しています。
「超速硬化ウレタン防水吹付工法」くわしくはこちら
③空調設備の確認
防水工事で外部からの雨を防いでも、空調設備(エアコン・換気口など)の劣化による結露や湿気の増加といった内部が原因のケースもあります。特にエアコンの排水ホースが壁の中に埋め込まれている場合は、鉄筋コンクリートの鉄筋が入り込んだ水分により錆びて建物の強度が低下するおそれがあるため、総合的な防水対策を施していきましょう。
④メンテナンスの重要性
防水工事が完了した後も、定期的な診断やメンテナンスを受けましょう。家の価値を守り、大切な資産として引き続き住んでいくためにも、建物をケアしていくことは大切です。
おしまいに
㈱喜神サービスでは、お客さまのご要望に合わせた丁寧なヒアリングを行い、最適な提案をさせていただきます。また、建物の現場調査・診断・見積り・プランの作成まで対応しております。まずは無料相談をご活用ください。
㈱喜神サービス名護ショウルーム
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TEL:(0980)54-9125FAX:(0980)54-9126
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